ホットガンのレンタル説明書-SHIZUOKA SEIKI HOT GUN-
メーカー:静岡精機株式会社 | 品番:HG30RD |
熱出力:8.8KW・7,600kcal/h | 使用燃料:灯油(JIS1号灯油) |
燃料消費量:0.91L/h | 油タンク容量:7.3L |
燃料持続時間:8時間 | 定格電圧及び周波数:100V・50/60Hz |
定格消費電力(50/60Hz):69/63W | ヒューズ:ガラス管ヒューズ・1.5A・125A |
運転音(50/60Hz):56/58dB | 製品重量(油タンク空時):11kg |
角度可変(ルーパー角):上下17° | 外形寸法:H417×W250×D5350mm:Φ157mm |
■ ホットガンの使用方法 <HG30RD>
■ 点火前の確認事項!
- ホットガン周囲の可燃物との距離が確保されているか、スプレー缶などが無いか必ず確認する。
- ホットガン本体や、油タンクに油漏れ、油たまり、油のニジミがないかを確認。
- ホットガンの外筒カバーの塗装に変色(焼け)がないか確認。変色があるとヒーター内部で異常がある恐れがあります。
- 点火
電源プラグを差し込む(AC100V) → 運転スイッチを「入」にする → 運転ランプが点灯し、数秒後に点火 → 数秒間赤火燃焼後、青火燃焼に変わります → 着火確認
着火しなかった場合
一度、運転スイッチを「切」にして、運転ランプが消灯した後、運転スイッチを「入」にしてください。 - 再点火(運転中に感震器が作動し、その後に点火する場合)
一度、運転スイッチを「切」にする → 運転ランプが消灯後、運転スイッチを「入」にする。 - 消火
運転スイッチを「切」にする → 燃焼が停止し約2分後に送風ファンが自動停止し、運転ランプが消灯します。運転ランプが消灯しないうちに、運転スイッチを「入」にすると白煙が出ることがあります。 (電源プラグを抜いて消火しないでください) - 注意
停止しても本体は高温状態です、停止後30分間は絶対に手を触れないでください。
■ ホットガンの安全装置一覧(異常時を素早く発見) HG30RD
安全装置の名前 | 安全装置の働き | 作動状態 |
対震自動消火装置 | 燃焼時に強い地震や衝撃を受けた時に自動消火します。 | 警報ランプが点灯し、約2分後に運転ランプが消灯し燃料ファンが停止します。 |
炎監視制御装置 | 点火ミスや途中で火が消えた時、炎が小さくなった時に自動消火します。 | 警報ランプが点灯し、約2分後に運転ランプが消灯し燃料ファンが停止します。 |
過熱防止装置 | ヒーター内部が異常過熱した時に、自動消火します。 | 警報ランプが点灯し、約2分後に運転ランプが消灯し燃料ファンが停止します。 |
過負荷保護装置 | 過電流が流れたときに電気回路を遮断し、運転停止します。 | 全停止します。 |
油切れ検知装置 | 運転中に燃料がなくなった場合に自動消火します。 | 警報ランプが点灯し、約2分後に運転ランプが消灯し燃料ファンが停止します。 |
■ ホットガンの故障・異常について <HG30RD>
全く動かない
原因
- 電源が入っていない
- 停電している
- ヒューズが切れている
- 対震自動消火装置が作動
- 過熱防止装置が作動
- 油タンクに灯油がない
処置の仕方
- 電源を入れる
- 停電復帰後に運転を行う
- 当店までご連絡ください
- 本体を水平にする
- 当店までご連絡ください
- 油量計を確認し、給油する
着火しない
原因
水の混入・変質灯油等燃料の不良
処置の仕方
油タンク内を掃除して、きれいな灯油を入れる
着火するがすぐ消える
原因
水の混入・変質灯油等燃料の不良
処置の仕方
油タンク内を掃除して、きれいな灯油を入れる
途中失火する
原因
水の混入・変質灯油等燃料の不良
処置の仕方
油タンク内を掃除して、きれいな灯油を入れる
臭いが出る
原因
電源電圧が低すぎる
処置の仕方
たこ足配線など、電圧降下の原因を取り除く
煙が出る
原因
特定できない原因
処置の仕方
当店までご連絡ください(0233-32-1806)
油が漏れる
原因
送油経路の油漏れ
処置の仕方
当店までご連絡ください(0233-32-1806)
ススが飛び出す
原因
- 電源電圧が低すぎる
- 水の混入・変質灯油等燃料の不良
処置の仕方
- たこ足配線など、電圧降下の原因を取り除く
- 油タンク内を掃除して、きれいな灯油を入れる
ホットガンは正しく安全に使用しましょう!!
■ ホットガンを使用する時の注意事項(安全のため必ず守ってください)
- ガソリン厳禁
燃料は必ず灯油(JIS1号)を使用してください。ガソリンなど揮発性の高い油は危険ですので絶対に使用しないでください。爆発・火災の原因になります。
変質灯油・不純灯油厳禁
変質灯油や不純灯油も異常燃焼や火災の原因になります。 - 可燃性ガス及び引火性液体厳禁
可燃性ガスを発生する、シンナー、ガソリン、LPGを使っている場所や置いてある所では、ジェットヒーターを絶対に使用しないでください。爆発・火災の原因になります。
可燃性粉塵厳禁
木くず、紙くず、繊維くずなどが発生する場所でも使用できません。それらがヒーターに吸い込まれますと、加熱され火の粉になって吹き出され火災の原因になります。
スプレー缶厳禁
スプレー缶などの密閉容器を暖めたり、熱風の当たる所に放置しますと、熱でスプレー缶などの圧力が上がり、爆発し大変危険です。 - 換気必要
ジェットヒーターを使用中には1時間に1~2回は、必ず換気してください。換気をせずに使用し続けると、酸素不足により不完全燃焼し、一酸化炭素中毒による死亡事故につながる恐れがあり大変危険です。 - 密閉された場所では使用厳禁
換気が十分に行われない場所でジェットヒーターを使用し続けると、酸素不足により不完全燃焼し、一酸化炭素中毒による死亡事故につながり大変危険です。新鮮な空気が常に供給できるように、空気取入口や排気口を必ず設けてください。
周囲の可燃物に注意
ジェットヒーターの周囲、天井、壁面等の可燃物との距離を確認してください。ジェットヒーターを中心に横1m以上、上2m以上、後2m以上、前3m以上の距離は必要です。また、床面に関しましては、ミラーシート(床面保護シート)が別途レンタルできますので木造床の場合などにご利用ください。 - 改造厳禁
ジェットヒーターの改造は絶対にしないでください。製品故障の原因になるばかりでなく、火災・やけど・不完全燃焼による中毒など、重大な事故の原因となります。
ダクト直接接続厳禁
熱風吹出口に直接ダクトを接続しないでください。異常燃焼や火災の原因になります。
空気取入口・熱風吹出口の開放
空気取入口・熱風吹出口は絶対にふさがないでください。また、周囲のシート等が空気取入口に貼りつかないように注意してください。異常燃焼や火災の原因になります。 - 電源コードに注意
電源コードの上に重い物が置かれたり、コードリールを長く延ばして使ったり、挟み込まれたりしていないか注意してください。プラグを引っ張ったり加熱したりも危険です。電源コードが破損すると感電や火災などの原因になります。
■ ホットガンが燃焼中に次の異常があった場合には、
使用を中止し当社までご連絡をお願いします。(電話:0233-32-1806)
- 臭いがする。
- 熱風吹出口から頻繁に炎が飛び出す。
- 熱風吹出口から時々ススが出る。
- 熱風吹出口から時々油滴が飛び出す。
- 熱風吹出口から油が垂れたり、床に油が垂れたシミがある。
- 炎が大きくなったり、小さくなったりする。または、消火・着火を繰り返す。
- 異常音や異常振動がする。
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