
海外で大きな人気を集めている布製のソフトスーツケース。そんなソフトスーツケースの優れている点や大人気の理由、そして自信を持ってオススメできるソフトタイプのスーツケース9選をご紹介します!
布製ならではの利点?ソフトスーツケースが人気の理由とは
今や多くの人が利用しているスーツケース。
観光地や空港では頻繁に見ることができますが、日本で見られるスーツケースは樹脂製・金属製のハードタイプのものが殆どです。
しかし海外においては多くの旅行者が布製のソフトタイプを利用しています。
アメリカでは90%以上がソフトタイプです。
では何故海外においてソフトタイプのスーツケースが高い評価を得ているのでしょうか?
その理由についてご説明します。
ソフトスーツケースの利点
まずソフトタイプ最大の特徴とも言える「軽さ」です。
布製なのでハードタイプのものと比較すると軽量なものが多く、荷物の重量は旅行に大きな影響を与えることを考慮すると、軽いというだけでソフトタイプを選ぶ理由としては十分とさえ言えます。
ただし、最近ではハードタイプでもファスナー式のものでは軽量化に特化した製品が増えていて、大手メーカー製の軽量ハードケースなどではソフトタイプと同等の軽さを持っているものも多くなっています。
次に「広い収納空間」がメリットとして挙げられます。
ソフトタイプのスーツケースは布製のため、多少荷物が大きくなってもケースが膨らむので見た目以上に荷物を収納することができるのです。
同じサイズのものであれば間違いなくソフトタイプの方がハードタイプのものよりも多くの荷物を詰め込むことができるでしょう。
ソフトタイプならではの収納空間として外ポケットがあります。
折りたたみ傘やパンフレット、航空券などの書類など、さっと取り出せるものを入れておくのに非常に便利です。
また、商品によっては外ポケットを大きく作られたものもあり、小さいハンドバッグくらいならバッグごとポケットに入れてしまえるものだってあります。
ソフトスーツケースは、頑丈?
この2点だけでも非常に便利なソフトタイプスーツケースですが、布のイメージから壊れやすい、破れやすい、濡れやすいなど、布製であることがデメリットであると敬遠している方もいるかもしれません。
しかし実際は「高強度・高耐久」なのがソフトタイプの特徴なんです。
最近では布地の素材に軍用防弾チョッキなどの素材であるバリスティックナイロンを使用しているものが主流になっていて、破るどころかカッターナイフを使っても容易には切り裂くことができません。
そこに撥水加工を施し、ソフトタイプでも濡れない汚れないというのが常識になりつつあります。
また耐久性では、布地をベースに重要な部分にはフレーム構造を使用しているため衝撃や荷重に強く、ハードタイプと比較しても破損しづらいものがほとんどです。
この点が海外でよく使用される最大の理由であるとも言えるでしょう。
海外の空港では預けた荷物を放り投げて移動させられるのが半ば当然のように行われており、耐久性に劣るハードタイプのスーツケースではその際の衝撃で割れてしまいます。
ハードタイプのスーツケースが空港での荷物受け取りの際に壊れた状態で流れてきた、なんて例は枚挙に暇がありません。
このような理由から、海外では布製のソフトタイプスーツケースの方が評価されているのです。
日本においては航空会社の荷物の扱いが海外ほど粗雑でないことや、ハードタイプのデザイン性の高さ、高級感などからハードタイプの方が人気を集めていますが、海外旅行の際にはソフトタイプの購入を考えてみてはいかがでしょうか。
旅行の相棒にオススメのソフトスーツケース9位〜4位
オススメのソフトスーツケース 9位
国内外問わず旅行のお供にオススメのソフトスーツケース第9位は、1824年より続く日本一の老舗鞄メーカー『エンドー鞄』より「スパッソシャイニー 2輪キャリー」です。
カジュアルデザインが魅力的なこのシャイニーシリーズ。
機内持ち込みサイズで特に国内旅行にオススメのスーツケースです。
多くのポケットやボトル用ポケットがついていて機能性が高く、それでいて13,000円とお手頃価格なのが特徴です。
オススメのソフトスーツケース 8位
第8位はスウェーデンのインテリアメーカー『innovator』より「GI-5321CD」です。
ナイロンの約7倍の強度を持つコーデュラファブリックを使用したソフトキャリーで、インテリアメーカーであるinnovatorらしいスタイリッシュかつおしゃれなデザインが特徴です。
お値段も17,000円とお買い得。
オススメのソフトスーツケース 7位
第7位はフランスでオープンした日本のバッグブランド『HIDEO WAKAMATSU』の「フライ2」です。
軽さを売りに発売されたスーツケースで、3つのサイズから選んで購入できます。
撥水加工により水や汚れに強く、多段階で高さの調整のできるハンドルも特徴です。
価格はサイズによって変わりますが、だいたい13,000円〜20,000円です。
オススメのソフトスーツケース 6位
第6位は大手アウトドアメーカー『OUTDOOR PRODUCTS』より「3WAY ボストンキャリー」です。
ボストンバッグ・ショルダーバッグ・ボストンキャリーの3つの使い方ができるスーツケースで、修学旅行やスポーツにピッタリなバッグです。
カモ柄やスター柄やドット柄などカラフルで可愛いデザインも大きな特徴で、加えてシンプルな無地もあり男女問わず使用できます。
価格も15,000円とお手頃価格。
オススメのソフトスーツケース 5位
第5位は日本を代表する鞄メーカー『ace』より「ピジョール レオTR」です。
シンプルなデザインに抜群の機能性を備えたソフトキャリーで、3サイズから選ぶことができます。
大手日本メーカー製なので品質も高く、豊富な収納空間と外ポケットや、雨に備えたレインカバーなど細かい配慮が行き届いています。
価格も17,000円〜22,000円と高すぎないのも高評価。
オススメのソフトスーツケース 4位
第4位はイギリスのスーツケースブランド『Antler』より「Aire」です。
Antler史上最軽量のソフトキャリーで、ファイバー樹脂を使用しているため軽量かつ高強度な仕上がりになっています。
シンプルでスマートなデザインと広い収納空間、ファスナーによって容量が増やせるエキスパンダブル機能など嬉しい機能が充実しています。
3サイズから選べて、価格は22,000円〜27,000円となっています。
すべての旅行者に勧める最強のソフトスーツケースBest3!
旅行にオススメのソフトスーツケース9選、いよいよBest3の発表です。
オススメのソフトスーツケース 3位
まずは第3位、アメリカ発の世界最大スーツケースメーカー『サムソナイト』より「Optimum」です。
ソフトタイプの特徴である軽さと収納スペースの広さを重視したシンプルかつハイエンドなソフトスーツケースです。
雨や汚れからケースを守るラゲッジカバーも付随しており、まさに「Optimum(最適条件)」の名に相応しいスーツケースであると言えます。
3サイズが用意されており、価格は32,000円〜37,000円と少々割高ですが価格分の活躍はしてくれます。
オススメのソフトスーツケース 2位
続いて第2位はフランスの老舗メーカー『DELSEY』より超軽量スーツケース「ダーフィン」です。
2サイズでそれぞれが30L/1.5kg、60L/2.2kgと世界トップレベルの軽量スーツケースとなっています。
これだけ軽量でありながらメーカー基準の強度テストをしっかりとクリアしており、耐久性にも不安はありません。
これだけの性能を持ちながら20,000円〜22,000円とリーズナブルな点も高く評価したい点です。
オススメのソフトスーツケース 1位
そして栄えある第1位はドイツの大手メーカー『Stratic』より「Unbeatable2」です。
軽さこそ「ダーフィン」に劣るものの、高機能・高耐久・低重量と3つの要素が非常に高いレベルでまとまっているスーツケースです。
スタイリッシュなデザインと広々とした収納スペース、外と内にあるファスナーポケットなど充実の機能性を持っています。
更に特許を取得した独自の技術シェルテックにより、既存のすべてのソフトキャリーを過去のものとする異次元の強度を持ちます。
ボディには撥水加工が施され、多少の雨は気にする必要すらないでしょう。
3サイズから選べて価格が27,000円〜38,000円、機内持ち込みサイズのSかあらゆる場面に使えるMサイズがオススメです。
まとめ
ソフトタイプのスーツケースの利点とオススメ9選は如何でしたか?
海外旅行の場合には特にソフトタイプを強くオススメします。
ハードフレームタイプと比べて価格が安いのも利点の一つと言えますので、悩んだ時には参考にしてみては如何でしょう。