扇風機・サーキュレーターのQ&A
<扇風機・サーキュレーター>
Q.扇風機とサーキュレーターの大きな違いはなんですか?
- 扇風機・・・身体に風をあてて暑さをしのぐもの
- サーキュレーター・・・冷暖房効率を高める為に、室内の空気を循環させるもの
どちらも適した利用目的を記載しておりますが、扇風機は循環が出来ない、
サーキュレーターは冷却が出来ないということではありません。
<扇風機>
Q.家庭用扇風機と業務用扇風機の違いは?
- 家庭用→羽根の直径が40cm以下で音が静か。風力が一般家庭向き。
- 業務用→羽根の直径が45cm以上で音と風力が家庭用に比べかなり大きい。
- 風力/騒音・・・家庭用<業務用
Q.オフィス・店舗タイプ扇風機と家庭用/業務用扇風機の違いはなんですか?
- 家庭用よりも風力が大きく、業務用より騒音を抑えたモデルが
オフィス・店舗タイプ扇風機です。
また、デザインや機能にも優れているのも特徴の一つです。
Q.各扇風機はどの位の風力ですか?
- 人によって感じ方も違う為、言葉で表現するのは難しいので数値によって説明をします。
- 扇風機やサーキュレーターの能力は通常、風速・風量などによって判断されます。
風速・・・「扇風機が空気中の風を移動できる速さ」
風量・・・「扇風機が空気中の風を移動できる量」
- 一般的でイメージし易い家庭用扇風機を基準として「1」とした場合、
|
家庭用扇風機 |
オフィス・店舗タイプ扇風機 |
業務用扇風機 |
風速 |
1 |
家庭用の約1.3倍 |
家庭用の約2倍 |
風量 |
1 |
家庭用の約1.5倍 |
家庭用の約4.3倍 |
- 空気を1秒間に動かせる距離は
家庭用扇風機・・・3mm/s
オフィス・店舗タイプ扇風機・・・4m/s
業務用扇風機・・・約6m/sとなります。
- 家庭用扇風機は各家庭にあったり、家電量販店などでデモンストレーションが行われている
事もありますのでそれを参考にし、比較して頂ければより分かりやすいと思います。
Q.扇風機はどの位の広さをカバー出来ますか?
- よく、お客様からのお問い合わせで「○㎡(平米)、○坪、○畳に対応出来ますか?」と
頂きますが、扇風機の場合は使用場所の高さも関わってきます。
その為、扇風機の対応出来る広さは通常、「○㎥(立米)」で表します。
- 仮に、使用場所の高さが2mとした場合に1分間でカバーできる床面積を
「○㎡(平米)、○坪、○畳」で表すとすれば、
高さ2m・使用時間1分間 |
㎡(平米) |
坪 |
畳 |
家庭用扇風機 |
22.56(4.75m四方) |
6.8 |
13.6 |
オフィス・店舗用扇風機 |
33.64(5.8m四方) |
10.2 |
20.3 |
業務用扇風機 |
97(9.85m四方) |
29.4 |
58.6 |
- となります。
ただし、上記表の能力は目安であり、全て「強運転」で1分間使用した場合の値です。
また、周りの気温・室温・人数・使用場所によって変わって来ます。
<サーキュレーター>
Q.サーキュレーターの特徴は?
- サーキュレーターは、室内の空気に一定の流れを作り続ける事で空気をかきまぜ、
室内の温度を平均化する為の道具です。
- 扇風機と違い、「いかに室内の空気を効率的に動かせる風を起こすか」が目的である為、
サーキュレーターは強い風を真っ直ぐに送る工夫が成されています。
- その為、直接身体に当てる使い方ではなく、冷暖房の効率を上げる補助的な役割を
主としています。
- また、扇風機に比べ消費電力が低く、冷暖房の温度も通常よりも抑えられる為、
より節電効果が期待出来ます。
Q.サーキュレーターは扇風機の様に涼む物として使えるの?
- 一定方向に強い風が当たり続ける為、直接身体に風を当て続けると、急速に体の熱を奪い
体調悪化や健康障害の恐れがあります。
- 特に小さいお子様の睡眠中には直接、風を当てない様にしてください。
- また、動植物にも当てないようにしてください。
Q.サーキュレーターの使い方は?
- 夏場でエアコンが無い場合は、窓やドアを開けてそこに向けて設置する。
- エアコンがある場合は、送風口に向けて冷気を拡散させたり、送風角度を一番下に向けて、
真下にサーキュレーターを置き循環させ、エアコンの冷気を直接受けない様にする使い方
もできます。
- 冬場で暖房機器を使用している場合は、温かい空気が上に行くので、天井に向けて
サーキュレーターを稼働させ、循環させるとより効果的です。
- また、衣類などを乾燥させる為サーキュレーターの風を当てる使い方も有効です。
Q.サーキュレーターはどの位の広さに対応出来ますか?
- 扇風機と違い、吹き抜けなど極端な場所を除き高さはあまり影響しない為、
「適応床面積(畳)」が記載されています。
- サーキュレーター自体は約20~25m先まで直線的な風を送る事が出来ます。
- また、間口(横幅)に関しては、サーキュレーター(N型)(大型)共に9mまで、
サーキュレーター(小)は4mまでを目安として下さい。
- 大規模な場所・会場で使用する場合は、複数台をなど間隔で一列に置き、
空気を循環させるとより効果的です。
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